私がこの秋学んだ、自分で見つけたきのこ🍄を食する上で忘れてはいけない7つのこと、きのこ🍄の基本についてご紹介します。

 まずは一人ではじめるのではなく、きのこに詳しい人(きのこ教室など)から学んではじめることをおすすめします。

タマゴタケ

1. 時期や採れる場所を考えて、ターゲットのきのこを決める

  きのこは採れる時期や場所が異なります。闇雲に探しても見つからないのと同時に、知らないきのこ(食用不可のきのこ)を採ってしまうリスクが高まります。ただ、最近は天候不順のため、きのこの採れる時期が遅くなったり、同じ時期には出ないきのこが採れることがあります。前もってきのこに詳しい人に今年の状況を確認してから、きのこを探しに行くといいかもしれません。

2. 採ったきのこはその場で、種類・見つけた場所・確実にわかるきのこなどで分類する

 確実に名前がわかるきのことそうでないきのこを同じカゴ(袋)に入れてしまうと、後で行う鑑別作業に時間がかかるのと同時に、食用不可のきのこが混じってしまう可能性があります。

3. 採ったきのこは必ずひとつずつ鑑別する

  同じ場所に食用可のきのこと食用不可のきのこが生えている時があります。特にきのこ初心者のうちは、ひとつずつきのこの顔を確認してください。慣れてからも行ったほうが良いですが。

4. 名前のわからないきのこは食用不可です

  「多分大丈夫」ではなく、「確実に大丈夫」なきのこを食してください。きのこは詳しい人でも、一つのきのこを別のきのこと鑑別することがあります。そのくらい、きのこは同じ種類でもいろいろな顔を持っています。家に帰ってルーペで見たり、切ってみたり。いろいろな角度からきのこを鑑別してみてください。

5. きのこは生もの!その日のうちに処理する

 きのこは生ものです。食中毒を防ぐためにも、その日のうちに食べたり、食べない場合は下処理をして冷蔵や冷凍してください。

6. 正しい調理方法で調理する

  「○分茹でてから食べてください。」「〇〇を取り除いてから食べてください。」きのこの調理方法を間違えると、食用可能なきのこでも食中毒を起こすことがあります。私も初めて天然なめこを調理して食べた時に下痢をしてしまいました💦 程度は軽かったので、病院には行きませんできたが、後で茹で時間が短いことがわかりました。その後はこのゆで時間を守って調理していますので、食中毒になったことはありません。

7. 食用可能なきのこでも食べすぎない

  どのような食べ物でも、摂りすぎると害になるように、きのこも同じです。「牡蠣の食べ過ぎで牡蠣に当たった。」「みかんの食べ過ぎで下痢になった。」など…。 人により体質も違いますし、その日の体調でも変わります。食べ過ぎにはご注意ください。

 

ヤマドリタケモドキ

最後に

 きのこは食べる楽しみだけでなく、見る楽しみもあります。写真や動画を撮ったり、きのこの世界に浸ったり…。きのこと思い思いの時間を過ごしてください。